創業1905年、京都では珍しい帆布の加工を始められました。それ以来代々帆布の特性を最大限に活かし、使いやすく、丈夫なカバンを作り販売されてきました。その姿勢を信頼されて、ご使用いただいたカバンの修理にも、大切な仕事というスタンスで対応いただいています。
帆布というと、船の帆を想像されるかも知れませんが、帆布とは英語のCANVAS、正確には1uあたり8オンス(約227g)以上の厚布のことです。
厚手の帆布は硬く、職人は切り株の上で木槌や金槌を使って帆布をたたいて折り目をつけます。しかも切りっぱなしがききませんので、必ず布端の始末が必要です。何かと手間のかかる素材です。
重いですし、湿った場所ではかびが生えることもあります。長い間には日に焼けて色も褪せてきます。しかし天然素材には、このような欠点を補って余りある良さがあるのです。